元々、高校 大学の同級生であったのですが、お互い違うジャンルでプロとして活動している中、ジャズを嗜んだり、オリジナルを作ったりしていました。
数年前からお互いのオリジナルを持ち寄りコラボライブをしたりして仲良くなり人生観などもよく話すようになったところで私がパーキンソン病だということが判明し、最初はショックで、もうプロとして演奏できないから昨年 12 月に引退を考えていたのですが、そんな中ふみの作ったメロディーに勝手に歌詞が降りてきたり、二人のオリジナルが出来、ふみが絶対やめさせない、私が前向きに諦めないように後押ししてくれてアルバム制作が始まったような感じです。
パーキンソン病について
この病気になって初めて死を身近に感じ、考え始めました。
病気を知った始めは自暴自棄になり全て終わってしまったと絶望感にたしなめられました。
しかし、すぐ死ぬ病ではないということと、体は今も動かしづらいけどまだ今は動くと気づいたら、今生きているということを味わないということは死んでいるのと同じことだと思い、ありのままの自分を一生懸命に生きるという風に考え方をチェンジしました。
きっと命に限りあることに気づいた同じような病を持った方や障害を持った方にも一人で苦しんでいる方がいるかもしれません。
そんな方に一人じゃないよ、一緒に限りある命輝いて今を生きようと音楽で元気づけたい。
そんな活動をしていきたいと思っています。
この他伝えたいこと
FUMI + SHIFO +ビブラフォンでFUMISHIFONE(フミシフォン)になりました。
お互いの性格は正反対。
ふみはエネルギッシュでパワー100万倍!
私は超スローで静と動なのですが、不思議とマッチしていて心地よいです。
FUMISHIFONE の音楽も、それぞれが作るものとは違い二人のエッセンスが程よく混じって、絶妙の愛溢れる温かい音楽になっています。